知らなかった!太陽光パネルは10年経ってもリユース引取りが可能だったとは??

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太陽光パネルは10年経って大分進化した!

2022年7月の「改正再エネ特措法」により「太陽光発電設備の廃棄費用積み立ての義務化」が開始することになり、将来的な不安も払拭できる仕組みが整い始めました。

おおよそ2012年から2013年ぐらいに運転開始した20年後の太陽光パネルは、230W~250Wや今リパワリングで入れ替えられているパネルがさらに10年経過した時にもしかしたら、さらにリパワリングされるかもしれない排出パネルでしょうか。

太陽光パネルは、10年前と10年後では大分、寸法も重さも変わりパネルの出力は10年で3倍弱、寸法と重さは1.5倍から2倍弱に増加しました。10年経つと技術が進化し、1枚あたりの太陽光パネルの出力もお値段も大分お安くなったことでしょう。

10年経過しても、まだまだ使用できる太陽光パネル!

太陽光パネルには、製品保証と出力保証があります。製品保証は、製品自体の内発的事由により不良品であれば、交換になります。この保証は、メーカーによって異なりますが、10年~15年近くで設定されているケースが多いです。
その分、出力保証は、20年や25年、長いものであれば30年です。

出力保証には、安易に上記基準値が下回ったから交換と言う分けでなく、他の外的要因、例えばカラスが石を落としてひび割れした。このような事由は、保険対象の事由になりますので、上記の表はあくまでも参考値としてお考え下さい。

この参考値であれば、10年経過しても約6%弱しか軽減されておりません。シャープが1966年に長崎県御神島(現・尾上島)灯台に設置した太陽パネルは、いまだ発電しているそうです。

そのため、使用できるパネルは、廃棄処分をせずにリユースの観点から引き取って頂いた方が社会に貢献ができます。ただ、リユースとしても製品寿命に伴い、最終的にはリデュースかリサイクルになります。

終了年度は2030年まで、「SDGs」目標7エネルギーをみんなにそしてクリーンに

参照元:国連広報センター ホームページ「SDGs報告 2023」

日本から世界に視野を広げると6億7,500万人もの人々が灯りが無い状態で生活をされています。インターネット調べますと、そのような国を「無電化国」または「未電化国」と言われております。日本で生活していますと電気が無い暮らしをされている事が多い状況が、なかなか実感できないと思います。

私たちのライフスタイルは、スマホの電源が無くなりそうな状況でもあたふたしてしまいます。まして、何等かの自然災害により、電気が停電になった場合、水道も止まり、ガスも止まってしまうのも災害の規模によっては体験された方もいらっしゃるでしょう。

当たり前のようにある電気が、停電となった途端、何もできなくなる環境には日本は慣れていません。そのような状態がずっと続いている事を想像してみてください。日本は非常に恵まれていると思うはずです。

参照元:資源エネルギー庁/第3節 二次エネルギーの動向 (電力)

上記の表は、1人あたりの電力消費量です。2017年と7年前の数値ですが、アジア、中東、アフリカなど消費電力量が非常に少ないです。日本の1世帯が1年間に消費したエネルギーは、全国平均で電気が4,175kWh/年です。簡単に12か月で割ると1ヶ月あたり、347.9kwh/月です。アフリカの方々は、日本の家庭過ごす2ヵ月の消費量で1年間を過ごします。

まして、2030年でSDGsが終わるとどうなるのでしょうか・・・。

太陽光パネルのリユースとリサイクルってどのように違うの?

上記がリユース会社とリサイクル会社の大きな違いです。太陽光パネルとなった場合、どうなるのでしょうか。リサイクル前提になると、太陽光パネルの1枚あたりの処分費は、2,000円~5,000円です。価格的な伸びしろは、産業廃棄物処理業者と現場との距離によって変わってきます。

ただリサイクル会社は??重さ基準のビジネスです。現状、どのようなタイミングにリサイクル会社やリユース会社を利用するかと言いますと、「偶発的な自然災害による事故」や、「工事元請け会社の在庫処分」、「メーカーの型落ち品の処分」として使われています。

リサイクル会社に提供した場合キャッシュアウト、リユース会社に提供するとキャッシュイン

リサイクル会社に持っていって頂きますと廃棄量するのに1枚あたり2,000円から5,000円の処分費がかかります。一方、リユース主体の会社に引き渡すと有価物取引となるため、その商品を買わせて頂く形になるため、処分費をかからなくなります。

あくまでもリユース会社は、モノの価値と市場性=商品として引き取りしますので、全く使えないものはリユース品として対象外になります。例えば、購入した本をチェーン店の買い取り会社に持ち込むと、1円のものもあれば、100円、1,000円のものありますよね。理屈は同じです。

太陽光発電事業者は、どこの引き取り業者に連絡すればいいのかわからない

世の中には、リサイクル会社、リユース会社はたくさんあります。太陽光発電設備の廃棄に関する情報/太陽光発電協会に所属会員に連絡するかもしくは一番良いのは、再エネを行っている元請け会社または商社に連絡するといいと思います。元請け会社や商社は、ネットワークが豊富で単に廃棄するのでは、使えるものは長くと言った環境に配慮された業者も増えてきました。時代は、SDGsです。

太陽光リユースパネルの業界でパイオニアは「株式会社永輝商事」

株式会社永輝商事は、2012年からこのリユースパネル事業を行っている環境・リユースの商社兼メーカーです。2012年7月から固定価格買い取り制度が始まったと同時にスタートされています。自ら、パネルメーカーも持ち、かつ発電事業者、部材商社としてもビジネスを行っています。

日本国内に限らず、世界的にもビジネスフィールドを広げているため、様々な国のニーズをくみ取り、日本の良いものを海外に展開しています。パネルリユースのホームページもありますので、パネルの処分やリパワリング時のご相談などにお問い合わせしてみるのはいかがでしょうか。

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この記事を書いた人

カーボンフリー社会の実現が2050年。エコや電気に関することは、これからもずっと続くエコライフ!環境にやさしい商品や再生可能エネルギー、何かいい情報がありましたら、ご紹介してきます。日記としても書いていきます。〈保有資格〉宅地建物取引士・FP・貸金業取扱主任者

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