街の中でよく見るようになってきたオフグリッド型ソーラー街路灯
ショッピングセンターや歩道などを歩いていると、ここ最近は、太陽光パネルを使った街灯などを見るようになってきました。またソーラーを使ったスマートフォンの充電器、今ではリックサックまで太陽光をパネルを内蔵したものまで製品化されています。
こういった太陽光パネルを「オフグリッド(Off-grid)型ソーラーパネル」と一般的に言われています。または、「独立電源パネル」とも言われています。
オフグリッドとはそもそも、どのような意味なのでしょうか?
オフグリッドとは、一般的に電力会社などの電力網(グリッド)に依存せずに、自給自足で電力を創り、消費することを指します。特に自然エネルギーの太陽光発電や風力発電などは、オフグリッドの最たるものです。
オフグリッドシステムで蓄電地セットした商品も今では見る機会も増えてきました。蓄電池の価格は、以前と比べて、大分お買い求めしやすい価格となり、地方自治体によっては補助金や助成金等を活用して導入促進策を図られています。
下記は、永輝商事社がイプロスに掲載されていた資料を抜粋したものです。環境を意識した時代背景もあり、オフグリットのページがありました。
(小さいパネルから中小型まで対応!オフグリッド型ソーラーパネル/イプロス)
上記の内容を踏まえて、さらにオフグリットの事を深堀していきたいと思います。
オフグリッド型システムの特徴とは?
色々と調べてみますと、オフグリッド型システムの特徴は4点ほどありました。
1.自給自足の電力供給を整えることができる
先程お伝えした通り、オフグリッドとは、公共の電力網に接続されないため、独立して電力供給の体制を整えることが可能です。これは、電力共有が不安定な地域や山間部などの遠隔地、災害時のバックアップ電源としても非常に有効です。
2.自然エネルギーを利用できる
主に太陽光パネルや風力発電機が利用されており、このエネルギー源は、自然から得られるため、一次エネルギーの削減にも繋がり、環境に優しいクリーンエネルギーとして注目されています。
特に太陽光を使ったシステムは、客観的に発電量の計算もできるためシステム化しやすいとも言われています。
3.蓄電池に「電気を貯めて使う」ことができる
電気は創っても貯められるものが無ければ、消費するか電気を捨てるしかありません。その電気を貯められる仕組みを整えるのが蓄電池です。
発電した電力は、バッテリー(蓄電池)に貯められ、夜間や曇りの日など発電ができないときに蓄電池に貯めた電気を放電することにより使用することができます。バッテリーの容量や効率がオフグリッドシステムの性能に大きく影響してきます。
4.設計と運用の自由度が高い
オフグリッド型システムは、設置場所や製品毎に必要な電力量に応じて、カスタマイズできます。また、電力の系統引き込みの心配も無く、電源工事が不要です。そのため、遠く離れた場所や災害、リスクの高い地域でもオフグリッドシステムが利用できます。
オフグリッド型太陽光ソーラーパネルはどのような製品に使われてるの?
様々な商品にオフグリッド型ソーラーパネルが使用されています。ソーラーパネルの発電量を使えば、アイディア一つで継続的なオフグリッド型システムの実現が可能です。
1. 災害時用非常電源システム
ポータブル電源ユニット:
小型オフグリッドソーラーパネルとバッテリーを組み合わせたユニットは、災害時に家庭や避難所での電力供給を確保できるため利用されています。良く太陽光パネル付きの街灯を見られたこともあるかと思いますが、通信機器、ラジオなどの基本的な電力供給に活用できます。
2. アウトドア・レジャー用品
キャンピングギア:
キャンプや登山などのアウトドア活動では、携帯型のオフグリッドソーラーパネルが役立ちます。折り畳み式パネルにおしゃれなカバーを採用し、新しいライフスタイルが創出されました。
トラック用ソーラーシステム:
ソーラーパネルをトラックの箱車に設置し、車両のバッテリーを常時満充電にすることにより、発電機の稼働を抑え燃費軽減を促す、そのようなオフグリッドソーラーパネルシステムを展開している会社もでてきました。
3. 住宅用オフグリッドシステム
小型自立電源システム:
電力インフラから独立した生活を志向する家庭向けに、屋根や庭に設置できるソーラーパネルと小型バッテリーを使用し、ゼロエネルギーハウスを重視した方たちのニーズを満たしいます。また、夜間時の防犯対策としてセンサー付き照明商品としても使われていることなど、市場のニーズをくみ取った製品が流通しはじめました。
4. 農業・漁業用設備
遠隔地農業用システム:
農業や漁業で、電力インフラが整っていない地域においては、灌漑用ポンプや照明、監視カメラなどの電力供給にオフグリッド型ソーラーパネルを使用しています。また、猛獣対策としての電気牧柵システムとしても使われています。
養殖場や漁業用装備:
漁業や養殖場でも、電力インフラが限られている地域では、照明や水質管理システムの温度管理センサーなどの電力供給にも利用されているそうです。
5. 遠隔地や移動式の施設・設備
遠隔監視カメラシステム:
山間部や離島など電力供給が困難な場所での監視カメラシステム付き街灯として使われているケースもあります。ソーラーパネルとバッテリーを組み合わせることで、電源がない場所でも長期間の監視が可能になります。
仮設施設:
災害時やイベント時に設置される仮設施設においては、照明の電力供給を行うために使用されています。
6. 小型電子機器用充電器
ソーラーモバイルチャージャー:
スマートフォンやタブレットなどの小型電子機器を充電するためのソーラーモバイルチャージャーとしても利用されています。特に、外出先でのバッテリー切れ対策として有効な商品です。
7. 海洋や船舶用電源
ボートやヨット用電源システム:
海洋での使用を想定した耐久性の高いフレキシブルソーラーパネルを使い、ボートやヨットの無線や照明などに電力供給しています。
8.その他
野生動物の観察のためのカメラ撮影用、工事用の信号機、超音波を使った鳥獣撃退システム、自立型気象観測装置、ソーラーパネルで駆動する通信リレー装置、Wi-Fiアクセスポイントの連携システム、河川・湖・沼の水質モニタリングシステム、ソーラー屋根換気扇、ソーラーウォーターヒーター、ソーラードアチャイム等、電池交換が不要で長期間使用できる商品もありました。
調べてみますと、沢山の製品にオフグリッド型ソーラーパネルが採用されています。アイディア一つで新し商品を創り出すことができるのがオフグリッド型ソーラーパネルです。
柔軟に対応してくれるオフグリッド用ソーラーパネルメーカーがあった!
(小さいパネルから中小型まで対応!オフグリッド型ソーラーパネル/イプロス)
東京大井町に本社を構える永輝商事社は、関係会社にXIAMEN JUMAO NEW ENERGY社を有しており、オフグリッド型のソーラーパネルの製造販売を日本で展開していました。XIAMEN JUMAO NEW ENERGY社では、グローバルに展開しているそうです。
世の中的には、建物・土地設置に太陽光発電システムを設置し、新しい再生可能エネルギーのステージに入りました。それがオンサイトPPAであったり、オフサイトPPA、VPPなど電力ビジネスです。
2050年の脱炭素社会の実現に向けて動き出している証拠です。ただ以外にも、特定のニッチ市場で太陽光発電のニーズが増えています。それがこれまでお伝えしてきたオフグリット型ソーラーパネルの分野です。
中・小型ソーラーパネルから対応できる永輝商事
(小さいパネルから中小型まで対応!オフグリッド型ソーラーパネル/イプロス)
永輝商事社では、中・小型ソーラーパネルからの相談も可能で、かつ製品の特性に応じたカスタマイズシリーズも柔軟に対応できます。その製造会社は、もともとOEM受託メーカーから出発した経緯もあり、OEM受託メーカーらしいブランドとしての拘り=ラベルも販売会社名に合わせて製造可能です。
今や土地用の太陽光パネルは、セルが大きくなり今や600W以上です。一方でセルが大きくなった分、小さいパネルの製造ができる会社さんが徐々に減ってきている状況です。それは、新しく新商品のサイズを製造する際に、金型を造るコストと適正なセルサイズの調達が必要となってくるため、メーカーによっては、採算が合わなくなってきました。
スモールスタートから始められ、柔軟に対応してくれる
オフグリッド型ソーラーパネルを検討する際、メーカーや仕入先によっては、初回注文が最低3,000枚からなど高いハードルを付けられてしまうこともあります。太陽光パネル以外の製品でも、ごくごく一般的にある悩みです。
ただ、新しく事業を行う場合や、既に製品化している会社から変更する場合など、できる限りスタートのハードルを下げフレキシブルに対応していきたいものです。そのため、初回3,000枚以上と言うような条件になるとイニシャルコストとしては、なかなか厳しいです。
ですが・・・、永輝商事社では産業用に限らず、オフグリッド型ソーラーパネルの製造販売も10年以上前から取り組んでいる経緯もあり、オフグリッド型ソーラーパネルを共有している取引先もあるため、W数などによっては相談も可能になります。御社のアイディアを一度、新商品としてご相談できるおすすめの企業です。
イプロスのサイトでオフグリッド型ソーラーパネルの資料がダウンロードできる
(小さいパネルから中小型まで対応!オフグリッド型ソーラーパネル/イプロス)
自社製品をソーラーパネルを使ったオフグリッド化をご検討されたい場合は、一度、イプロスからPDFダウンロード資料を取ってご確認してみるものいいかもしれません。脱炭素社会の実現に向けて、世の中動き出しました!
2050年までエコ社会が続きますので、オリグリッド分野のチャレンジされる企業様も増えていくことでしょう。
下記が永輝商事社のHPです。